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スロープを上る車いす。
先日、たまたま行った実家でおじいちゃんが体調を崩していました。
焼きイモを買ってきたから一緒に食べようよ~と
おじいちゃんがいつもいる離れに行ったらコタツに裸のまま横たわっていました。
フラフラして着替えができんのだ…と言っています。
病院はすぐ目の前ですが歩いて車に行くこともできないので、
その病院から車いすを借りてきて車に乗せました。

うちの車はスロープ車。
kanaのために用意をした福祉車両です。
kanaが亡くなって病院から家に帰って来る時に乗ったのが最後。
その後は、まだ残してあるバギーの出し入れにスロープを使ったり、
大きな荷物を運ぶのにスロープを利用したことはあったけれど、
人が乗り込むためにスロープを使ったのはあの日のkana以来初めて。
おじいちゃんの乗った車いすが車内に入っていくのを見ながら
あぁ…と感慨深く思いました。

kanaから贈られたプレゼントのような気がしました。
まだまだ使える。
今度はおじいちゃんのためにこの車が使えるね。

正直燃費も悪いしでっかいので、二人だけの私たちの生活にはもったいない車でした。
買い換えようかな…なんてことが頭を過ったこともあります。
それでも乗り続けたのは、
やっぱりいつかは老人介護の現実に向き合うことが予想されていたから。
その日が来たな…とも思いました。

幸いにも検査の結果は昔の軽い硬塞の跡は見られるものの、
今回の原因になるような問題はなく、とりあえず様子見の入院になりました。
状態も落ち着いてきて、言葉数も笑顔も少し増えてきた気もします。
退院に向け、ソーシャルワーカーさんやケアマネージャさんらと
今後の二人の生活のサポート体制をどうしたらいいかの具体的な話が始まりました。
私たちの生活も大きく変わっていきそうです。
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【2014/12/03】 天使になったkanaのこと | コメントを書く(0)

遺族会に行きました。
先月、kanaの病院から遺族会のお知らせが来ました。
ここ3年だったか5年の内に病院で亡くなったお子さんを対象にした遺族会です。

返信はがきを送る時は、行こうかどうしようか迷いました。
何となく気持ちが上を向かずにいた頃で迷いました。
どういうサイクルで来るのか不明ですが、
kanaがいなくなってから時々、何かをきっかけに気持ちがどーーーんと落ちます。
もう終わらせたい…って思うくらい、すべての物事がどうでもよく思える所に落ちます。
生活がいろいろ投げやりで困ります。
たぶんpapaはもっと困っていると思います。
でも臨床心理の先生にドタキャンでもいいですと言ってもらったので
とりあえず『参加する』の返事を出しました。

その会が今日でした。
会場はkanaの病院、内容は講演と茶話会。
papaも一緒に参加です。
受付に行くとにこやかに座っているのは昔からの看護師さんたち。
この人たちが会を作ってくれたと思うと本当にうれしい。
参加者はあまり知った顔はおらず、若いご夫婦が多い会でした。

最初の講演を聴いて感じたのは、
同じように子を亡くすという経験をしたのに、
片や世の中に絶対必要な団体を作ることに人生を捧げ、
片や毎日をぼけーとツムツム(LINEのゲーム)をして過ごしている。
この差はなんなんだ。

講演冒頭で亡くなった息子さんの写真が映り
「この子が私をここに連れてきた息子です」と言われました。
kanaもきっと思っているでしょうね。
お母さんが毎日スマホでツムツムをするために時間をあげたんじゃない…と。

講演の最後に感想を言うコーナーがあり、思いがけずpapaにマイクが渡されました。
戸惑いながらもpapaは自分の経験と講演の話をからませて話をしていました。
その時「kanaのほっぺの感触を忘れたくない」と言いました。
最近はそんな具体的な話を二人ですることもなくなりました。
でもpapaにはpapaの思い出がいっぱいあって、それは私の思い出でもあって…。
その言葉で涙がどわーーっとあふれて来ました。
kanaのほっぺの感触…忘れたくない!!
でも時間はやさしくもあるけど厳しくもあるんですよね。

茶話会では懐かしい方にいろいろ声をかけていただき
久しぶりにkanaの思い出話をいっぱいさせてもらいました。
その中にICUの看護師さんがいました。
…kanaの二度目のICUの時に担当してくださった方だったのですが、
ICUではずっとマスクをしているので目だけでは全くどなたか思い出せず。

その方が、最近アイカルディ症候群のお子さんがICUに入って来たことがあって
そのカルテを見た時に「アイカルディ症候群」の子って前にもいたよね、
『〇〇kanaちゃんだ!』ってみんなと話したんですよ…と教えてもらいました。

ICUの思い出はやっぱり辛いものばかりで、思い出す機会も少ないです。
いろんな機械やそのアラーム音。
寝かされたままのkanaの顔。
重苦しい緊張感が張り詰めた居心地の悪い空間。
余裕のない私たちはICUのスタッフへもキツイ当たり方だったでしょうし。
でも今日会った看護師さんには私の角ばった思い出をちょっと柔らかいものにしてもらえた気がします。
「〇〇kana」をまだ覚えててくれた。
それがうれしい。
来てよかったなと思いました。

病院を後にしてイオンに買い物に行きました。
イオンを歩いている間に遺族会での高揚した気持ちは落ち着き、
またいつもの普通のテンションに戻っていました。
明日からも毎日が続いてくんだなぁ。
【2014/11/15】 天使になったkanaのこと | コメントを書く(4)

3年の区切りにすることの一つ。
昨日、買い物前にkanaの病院に行きました。
受診が終わってからリハビリ室に行きました。

病院について急に思いつきました。
kanaのバギーを引き取ってもらおう…って。
少し前から頭の中にはあったことでしたが、急に動こうと思ったのです。

そのバギーは今、うちの玄関に置いてあります。
いつだったかな…車から持ってきたのは。
毎日目にし、毎日触って(狭い玄関だから触らずには通れないから)
時どき、物を置いちゃったりもします。

リハビリ室にはバギーを作る時に関わってくれた装具屋さんがいます。
以前にも古いバギーと座位保持椅子を引き取ってもらいました。

引き取ってもらうのは3月にしよう。
kanaが亡くなって3年になる区切りだから。
でも3年も経った元患者のバギーも引き取ってもらえるのかな。
そんな不安もあったので聞きに行きました。

受付の方にAさんを呼び出してもらいました。
電話で「〇〇さんという方が見えています」と話しています。
Aさんはすぐにわかってくれました。
…まだ覚えててくれたんだ。

しばらくしてAさんが来ました。
〇〇kanaの母です…と言ってからバギーのことを聞きました。
あえて、kanaのフルネームを言ってみました。
kanaの用事で自分を名乗ることなんてほとんどないので、
〇〇kanaの母です…なんて言葉も新鮮に思ったりします。

「kanaが亡くなって3年になるので、その区切りに
 残っているバギーを処分しようと思います」と。
Aさんは「もちろんいいですよ」と言ってくれました。
簡単な手順を聞きながら頭の中では
自分の口から出た『処分』という単語が黒く残っていました。

処分…処分…『処分』じゃない。

他にどの言葉が適当なのかすぐに出てきませんが
『処分』じゃないと思います。
することは処分なんだけど、そう思ってするのはイヤ。
その辺りの気持ちをまとめるのがとても難しいのです。

段取りはできたので3月にpapaと持って来ようと思います。
玄関広くなるな。
3年の区切りにはあといくつかしようと思っていることがあります。
一つ一つすましていきます。
【2014/01/17】 天使になったkanaのこと | コメントを書く(0)

kanaの靴。
今日、探し物をしに松坂屋に行きました。
ちょうど松坂屋では大北海道展が開催されていて
それならとイートインでラーメンを食べました。
函館のあじさいっていうお店のラーメンでした。
ここに出てるくらいだから有名なのかな。

お腹も満たされ、目的のお店までエスカレーターで移動中のこと。
エスカレーターを降りていくと目の前に子ども用の靴のセールが見えてきました。
思わずそこで立ち止まって、kanaに合いそうな靴を探しました。
…こういうことするのにも以前より気持ちの重さは感じなくなりました。

これどう?って茶色のツイード風の生地の靴を手に取りました。
地味?…しっとり、落ち着いたかわいい靴とも言えます。
でもpapaにはちょっと違うみたい。
そーかー?と他のを探しています。

二人であちこち見ていて気付いたのは、
それぞれに見ているサイズが違うってこと。
私は20センチくらいの物で、papaはもうちょっと小さい17センチくらいの物。
へ~~、おもしろい。

20センチはkanaが亡くなるちょっと前のずいぶん大きくなってからのサイズで、
17センチは小学校の低学年かなぁ。
想っているkanaの年齢が違うってことだよね。

そんな話をしてから二人で、今ならどのくらいのサイズになってるかなぁって
23センチくらいの靴も見てみました。
同じ茶色のツイード風の生地の靴でも印象が全然違う。
23センチならこの靴は選ばないかもしれないなぁ。

セールコーナーを通り過ぎ、
同じフロアでkanaがよく着ていた服屋を何気なく見ていたら
店員さんが声をかけてきました。
何かお探しですか?と言われてもね…
以前ランドセルを買ったので懐かしくて…って答えました。
懐かしくてランドセルやワンピースを見てるんです。

地下二階で私も自分用の靴を探しました。
でも思うのがなくって何も買わずに帰りました。
帰り、ちょっと遠まわりをしてpapaが行ってみたかった喫茶店へ。
写真はそこで食べたワッフルと、ラーメンと一緒に食べたいかめし。
今日はおいしい物いっぱい食べました。

140116c.jpg
【2014/01/16】 天使になったkanaのこと | コメントを書く(0)

「すき」って言ってよ。
140108b.jpg

ヨーグルトを食べたら蓋の裏側にこんな言葉が書いてありました。

ダノンビオの蓋には短い言葉が書いてありますよね。
いつもは全く頭に残らないけど…。
でも今日の言葉はkanaからの言葉だって思っちゃいました。
最近kanaに「すき」って言ってないなぁって。

そばにいる頃は毎日、毎日、何度も何度も言い続けてきた言葉です。
kanaを亡くして、いろんな後悔を感じたけれど
「好きよ」「大好きよ」をもっと言ってあげればよかった…
っていう後悔はしていないくらい
いっぱい言ってあげられたと思います。
もちろん、もっと一緒にいられる時間が与えられたなら、
もっともっともっといっぱい言ってあげたい言葉ですけどね。

でも最近、口に出して言ってあげてなかった。
顔を思い出したり、場面を思い出したり、
いろんなことを思うけれど、
今、新しくkanaに「すきよ」って言うことはあまりしてなかった。
別に目の前にいなくても言ってあげられるのに。

そのことをこの蓋で気付きました。
kanaの言葉、papaにも見せました。
【2014/01/12】 天使になったkanaのこと | コメントを書く(2)
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